Lesson 6. Recent Elvis Sightings, cont.

さて我々は目撃情報ページが sightingsFolder フォルダ内のオブジェクトから構成されていることを見てきた。それはどんな風に機能しているんだろう？

1. sightings ドキュメントをクリックして編集に移ってくれ。
2. このドキュメントのコンテンツを以下のように変更する。

<dtml-var standard_html_header>
<h2><dtml-var title></h2>

<table border="1">
<dtml-in expr="sightingsFolder.objectValues()">
<tr><td>
  <dtml-var sequence-item>
</td></tr>
</dtml-in>
</table>

<dtml-var standard_html_footer>

3. Save Changes ボタンをクリック。
4. View タブをクリック。

今度はそれぞれの目撃情報がどのようにその周りを取り囲むように描かれたボックスを有しているかに注意してくれ。

何が起きているんだろう？  <dtml-in> タグはオブジェクトのリスト分繰り返しを行なう。<dtml-var sequence-item> タグはカレントのオブジェクトをインサートする。<dtml-in> タグの中の expr="sightingsFolder.objectValues()" の部分はオブジェクトのリストをどのように取得するかを指示するものだ。これは sightingsFolder フォルダの中の objectValues メソッドをコールしている。objectValues はフォルダの中に含まれるすべてのオブジェクトを返す。

まとめ

オブジェクトのグループに対してループ処理やそれのインサートなどを行なうことでプラグラマティックに Web ページを作り上げることができる。

- <dtml-in> タグはオブジェクトのリストに対して繰り返しを行なう。
- <dtml-var sequence-item> はオブジェクトのリストに対するループ処理中のカレントオブジェクトを挿入する。
- フォルダの objectValues メソッドをコールすることでフォルダ内のコンテンツを取得することができる。

次のレッスンでは画像の管理と表示について学ぼう。