Meta-CVS のインストール
1. システム要件を確認されたし。
Meta-CVS は CLISP 2.27 以降を必要とする。これは POSIX システムとランダムデータを取得するための /dev/urandom を必要とする。いくつかのプラットフォームで筆者は Meta-CVS の実行に成功している。
CLISP は以下のバージョンのものを利用した。
CLISP 2.27, 2.28, 2.29, 2.30 and 2.32
FreeBSD、Solaris、Debian と Gentoo Linux での動作が報告されている。
CLISP のコンパイルに使う GCC のバージョンは保守的なものを推奨する。
Meta-CVS はある GNU/Linux の動いている AMD Athlon ユーザーのマシンで GCC 3.2 でコンパイルした CLISP 2.30 とともに動作するように作られて *いない* 。同じシステムで、同じバージョンの CLISP を GCC 2.95.3 でビルドし直したときには動作した。。
2. CLISP を手に入れてビルドする。CLISP は http://clisp.sourceforge.net からダウンロードできる。CLISP はこのようにビルドする。最初のステップは
./configure --build build-dir
ビルドに用いるディレクトリの名前はなんでもよい。build-dir の選択はまったく自由である。そのディレクトリが作成され、そこで CLISP がビルドされる。ビルドが完了したら、インストールを完了させる。
cd build-dir make install
CLISP がインストールされたら、CLISP コマンドを使うことだけができるはずである。インストールディレクトリ /usr/local/bin があなたの PATH 環境変数に含まれていれば。
3. Meta-CVS の配布ファイルを展開し、code サブディエクトリに cd し、./install.sh すくリプトを実行する。このすくリプトは引数を取る。それは Meta-CVS を起きたい場所の prefix 部分の絶対パス名である必要がある。例えば ./install.sh /usr/local とした場合は /usr/local/bin/mcvs というファイルを作り、いくつかのファイルは /usr/local/lib/clisp/meta-cvs/ ディレクトリに生成される。
cd code ./install.sh /usr/local # /usr/local はスーパーユーザの特権が必要
4. このインストール先があなたの PATH 環境変数のどこかであれば、今度は mcvs と打つと ``Meta-CVS requires a command argument'' というエラーメッセージを目にすることができるはずである。