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テキストビュワーを使え!

脱・メモ帳のススメ

テキストファイルには見た目情報が入りません。でも、やっぱ読みやすいにこしたことはないですよね。そこでテキストビュワー。ま、テキストエディタをビュワー代わりにしてもいいんですけどね。エディタとビュワーを分けるのも一つの手。一緒にするのも一つの手。

for Windows. Last Update 2001-10

テキストビュワーのメリット

ほとんどはテキストエディタのメリットと違わないんですが、

そして、テキストエディタと違って誤ってデータを壊すことがない。(^^; 意外とやってしまうんですな、これが。

あと、細かい話ですが、エディタによってはファイルを開いたときにロックしようとするものがあり、例えばログファイルのように次々と内容が変化していくタイプのファイルの閲覧には向いていないことがあります。そんなときのために、メモ帳を卒業したエディタ使いの人たちも、ビュワーを一つ用意しておくとなかなか便利です。

テキストビュワーでなく、ビューワと呼ぶものもありますし、伝統的にはページャー、あるいはページャと呼ぶソフトもあります。ここでは、テキストビュワーで統一します。

ソフト紹介

例によってランタイムが必要でなく、簡単に試せるものから試しているので、本当はもっといいソフトが眠っている可能性があります。

Mac はテキスト文化じゃないのか、爆速テキストビュワーなんてものはないようです。

使い方を簡単に紹介

テキストファイルをテキストビュワーで開くにはいくつか方法があります。

  1. テキストビュワーから [ファイル] → [開く]
  2. 普通のテキストビュワーのアイコンに、テキストファイルをドラッグして開く
  3. ビュワー内蔵の高機能ファイラーを使う
  4. ファイラー内蔵の高機能ビュワーを使う
  5. 関連付けを変更する

1 と 2 は標準的な方法ですが、スマートじゃないというか、手間が多いのであまりスピーディに作業できません。

3 と 4 は似ているようでちょっと違います。例えば前者は卓駆★や FileVisor、Ariadne などのファイラーが入ります。基本はファイラーなので、ファイルの移動、削除、コピーなどが主で、内容の表示はこれらの操作よりも優先順位は低いです。逆に、ビュワーにファイラーがついているものは当然内容を表示することが主なので、前者よりも内容を表示するための操作手順は基本的に少なくなります。

分かりにくい? WLook32などのビュワーを試してみれば恐らく分かると思います。こうしたソフトは、大量のファイルの中身を次々と覗いていくような使い方に適しています。

関連付けの変更は、とにかく .txt の拡張子を持つファイルを必ずメモ帳以外で開くときに行います。もちろんビュワーでなくエディタに関連付けてもいいんですが、私はひとまず内容を改変しないソフトで開くようにしています。もちろん使っているエディタにはバックアップを作る機能もあるし、普段その機能はオンになっているので、間違ってファイルの内容を壊してしまってもまず間違いなく元に戻せるんですけど、それでもなんとなく気持ち悪いのでこうしています。

具体的には「フォルダオプション」の「ファイルタイプ」のところで変更します。関連付けの変更の方法はあちこちの Web に載っていると思うので、ここでは敢えて挙げません。